2020 2/23~2/29 北海道撮影 3日目
今回の北海道撮影は以下の行程を取りました。
2/22~2/23 新日本海フェリーで北海道へ
2/24 同行者と現地集合。羅臼への移動日
2/25 流氷クルーズ船乗船、野付半島、風連湖を撮影
2/26 摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖を撮影
2/27 夜通しシマフクロウを撮影、流氷クルーズ船乗船、釧路湿原で野鳥撮影
2/28 釧路湿原と鶴居村で鶴を撮影、石北線臨時貨物列車の撮影
2/29 苗穂駅で列車撮影
今回の記事は、2/25日、流氷クルーズ船に乗船し、野付半島、風連湖を撮影した日の記事になります。
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羅臼の流氷クルーズ船の乗船は午前5時なので、羅臼の道の駅で車中泊してから乗船しました。さすがに朝の5時は日も昇っておらず震えが止まらないほど寒かったです。
流氷クルーズ船には2回乗船する予定なので、1回目の今回はデジタルメインで撮影することにしました。
乗船した日は流氷が普段よりも沖合にあるらしく、移動が長かったようです(移動中は熟睡してた)
日の出前の空が明るくなり始めた時間、最初のオオワシに出会いました。猛禽類カッコいい…
この日は晴れていて、背景の山がくっきりと見えて感動しました。周囲には自分が乗っているような流氷クルーズ船が何隻かいました。クルーズ船といっても乗ってる船は写真に写ってるような船です。
乗船しているのは圧倒的に外国人観光客の方が多かったです。同行者を除けばミラーレスよりもキヤノン1D系やニコンD5などのフラッグシップ一眼レフカメラが多かったです。終始自分の周りでマシンガンのようなシャッター音が鳴り響いてました(笑)
800mm F5.6 所謂「ハチゴロー」を持っている人もいましたが、撮ってみた感想から言うとハチゴローだと画角が狭すぎる印象を受けました。ゴーヨンとか100-400みたいなレンズのほうが満足度が高いと思います。野鳥界隈で200mmは広角と言われる理由が実際に撮影してみて再認識しました。
流氷クルーズ船から餌となる魚が投げ入れられ、それ目当てに集まってきた鳥を撮るシステムになっています。オオワシやオジロワシといった猛禽類が目当てですが、カモメもなかなかの数が飛んできます。(誰も撮ってないけど)
どうもこの日は風向きが良くなく、「ハズレ」の日だったようです。言われてみれば確かに野鳥たちの動きが少なく感じました。
寒さで手先の感覚がなくなってきているのと同時に、船からの撮影イメージをある程度つかみ、撮りたい写真が頭に浮かんでいた私は不完全燃焼気味でモヤモヤした気持ちとともに下船しました。2回乗船する機会があってよかった…
(後で気づいたが、持ってきたダウンコートを車に忘れていた…寒いわけだ)
クルーズ船を下船した後は朝食を取り野付半島に向かいました。
野付半島は北海道遺産の一つであり、年々海水に侵食されて立ち枯れたトドマツが有名な場所です。また、多くの野生動物を見ることができる場所でもあります。
野付半島ネイチャーセンターで情報を収集してから車で行ける半島の最先端まで向かいました。
この日は朝から澄み渡る青空でした。ベルビアの消費が捗ります(笑)遠くに羅臼岳を望むことができました。
車で行ける最先端まで移動した後は徒歩で移動しました。シカやキツネなどの野生動物が狙いです。ここからはモノクロフィルムに切り替えました。
水面に一瞬アザラシのような動物が顔を出していましたが、すぐにどこかに消えてしました…
その後は野鳥観察小屋で野鳥を探したり、付近を歩き回りましたがめぼしい野生動物がいなかったのでネイチャーセンターに戻りました。
ネイチャーセンター付近で野生のシカの群れに遭遇しました。
野生のキツネも撮影することができました。このキツネとは別の個体を目撃しましたが傷ついていて痛々しかったです
一通り撮影し終えるととっくにお昼を過ぎていたので最寄りのセコマで昼食を食べて風連湖に向かいました。
種類は失念してしまいましたが、風連湖のそばの木には大量の野鳥がいました。野鳥に気づかれぬように車内から撮影しました。
風連湖で野鳥撮影を終えた我々は夕景を撮影すべく再び野付半島に向かいました。
いい夕陽を見ることができました。改めてリバーサルフィルムの色再現度の高さに驚かされました。近年値上げが続いてますがしばらくはやめられそうにはないです。
この後は車で中標津に移動し、ホテルに宿泊しました。ホテルの近くで食べたラーメンがおいしかったです。