2020 2/23~2/29北海道撮影 機材編
全ては今年の年始にあった某飲み会の帰り道だったような気がする。
「北海道に撮りに行かん?」
こうお誘いを受けた
「北海道」…それは言うまでもなく日本の北に位置し、広大な大地と四季が織りなす様々な風景や豊富な野生動物は一般人のみならず多くのカメラマンを魅了してきた。
北海道の魅力に取りつかれ、毎年のように北海道に通っている者からすると北海道はいわば聖地である。
中の人にとっても北海道は「聖地」である。ロードバイクを所有している中の人は毎年のように北海道にキャンプツーリングに行っていた。日勝峠、三国峠、石北峠、中山峠、知床峠…など多くの峠を登ったり、野宿メインで自転車北海道一周も達成した(おすすめはしない)
ところがふと思い返してみると2点ほどやり残していることに気が付いた。
1つ目は「撮影」である。今までは走ることがメインであった。もちろん、まったく何も撮ってない訳ではないが、(Canon EOS kiss x7で撮ってた)自転車に乗っている以上、多くの制約が付きまとう(移動距離、体力、時間など) 。そういった制約から解放され、撮影メインで北海道を巡ってみるのも知らない北海道を知る良い機会なのではと思った。
2つ目は「冬」の北海道である。当然のことながら、ロードバイクでキャンプツーリングをするなら夏である。中の人が今まで走ってきたのも全て夏であった。深く雪が降り積もり、氷点下の気温が当たり前という世界は経験したことがなかった。(去年冬の函館に行ったが、暖冬の影響かそんなに寒いと感じなかった)
こんなことが頭に浮かび、北海道行きを即答した。
今回北海道撮影にあたって一つのこだわりがあった。
それは「フィルム」で北海道の風景、野生動物を撮影することである。
技術の進歩で、それなりのお金を出して撮影機材を揃えれば、誰が撮ってもシャッターチャンスさえ巡り合えば成果に大きな差が出なくなってると感じる。
つまり、何を撮るかよりも、「何で」撮るかのほうが重要になっていると考える。
今回はそうした観点で機材を選定した。
野生動物等、連写で多くの枚数を撮影する時に使用
CanonEOS-1N HS
今回のメイン機。EFマウントを生かし広角~望遠域まで幅広く活用
Canon F-1
主に道中の記録用として使用。
Mamiya RB67 proS
リバーサルフィルム用。主に風景撮影に使用。
〇レンズ
Canon EF24-105mm F4L IS USM
EF50mm F1.8 STM
NFD28mm F2.8
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
〇フィルム
FUJIFILM C200 (×10)、Velvia100(×3)、SUPERIA Venus800(×1)、ACROS100(×1)、 ACROS100Ⅱ(×1)
KODAK PORTRA800(×1)、400T-MAX(×1)、100T-MAX(×1)
リバーサル3本、カラーネガ12本、モノクロ4本で今回の撮影に臨むことにした。
(結果的に晴れ続きだったので、リバーサルはもっと用意してもよかったかも)
次の記事より撮影記に移ります